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2009年6月20日 (土)

原作を知っていても読む価値がある

人間失格 (まんがで読破)
原作を二回以上読んでいるから、いっかと思っていましたが、
読んで良かったです。
顔の描き方がこわい。原作からは悲壮な中でもユーモアがあり、
そちらに注意がいってしまっていたが、
原作を知っているにも関わらず、
やっと著者の生きる苦悩にふれた思いがする。
引用元:原作を知っていても読む価値がある
人間失格 (まんがで読破)
「幻覚ピカソ」の原稿執筆中の古屋さんが、次の連載の作品のネタを探そうと何気に見ていたネットの掲示板で見つけた日記…それが「人間失格」だった…。とゆう形で始まるストーリーが、現代と太宰治とをうまくリンクさせていて面白い。

まあ最近「人間失格」的なネタの話は世の中に溢れているので、内容に関してはありがち、と言わざるを得ないが、それでもグッと人を惹きつける圧倒的なパワーがある。常に画面から漂う得体の知れない恐怖と絶望に侵食されそうになる。 違う手法で描かれる内面世界観が幻想的で、夢と現をさ迷う主人公の心の闇が見事に表現されていた。

「幻覚ピカソ」でも見られた手法だが、その画面の完成度の高さには驚かされるばかり。漫画の枠を越えたアート作品のよう。 特に見開いた目の中で舞う蝶の姿が印象的だった。なんて哀しく美しいんだろう…。ああゆう構図が描ける古屋さんにはただただ脱帽…。 早く最後まで読んでしまいたい。

しかし太宰治の感性が今の現代人に合っているというのは皮肉な話だ。もし彼が今の時代を生きていたならば、もっと救われていたのだろうか。いや…更なる絶望が彼を襲うだけなのか…

まあ、結局はいつの世も人のかかえる闇は変わらないのかもしれない。
引用元:

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